研究会(研究発表会)

第60回(富山)

講演要旨

Ca2+依存型キナーゼによる疫病菌サプレッサーとエリシターの過敏感防御反応の抑制シグナル伝達

古市尚高1,2・斎藤恵美1・佐藤岳実11新潟大農・2新潟大院自・阪大蛋白研)

ジャガイモ疫病菌に対するジャガイモの抵抗反応には,ジャガイモのSdDPKおよび疫病菌細胞壁由来のエリシター(PiPE)が作用し情報を伝達する(植物微生物研究会報05,06,07:植物病理学会報07)。CDPKキナーゼと宿主特異的毒素の相互作用解析のためpET高発現系を用いて,His-CDPKを作成した。His-CDPKは,ニトロセルロース膜での透析後,Niカラムによるアフィニティー精製をおこない,イミダゾール濃度勾配法(100mM〜300mM)にて溶出させ,SDS-PAGEにより解析を行った。その結果HIS-CDPKは,58KDの分子量を得て,活性の検討はCDPKの自己リン酸化測定により検討した。ProQリン酸化蛋白質染色を用いたリン酸化を検討し,作成したHis-CDPKを用いてジャガイモ細胞膜のキナーゼ活性の解析を進めている。相互作用構造の解明のため,CDPKを含むジャガイモ7000―遺伝子マイクロアレイ解析の結果について報告した。

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2009.12.23更新